ねむりのコラム

メカニズム仕事のパフォーマンスを上げる約30分間の短い昼寝

【ねむりのコラム8】メカニズム仕事のパフォーマンスを上げる約30分間の短い昼寝

厚生労働省の研究班によってまとめられた「睡眠障害対処12の指針」を元により良い睡眠を考える「ねむりのコラム」。今回のキーワードは「昼寝」です。平日の睡眠不足を週末の寝だめで取り戻そうとしていませんか?
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【第8条】勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。

睡眠は日中の疲労回復のために必要不可欠な要素です。毎日充分な睡眠時間を確保できることが理想ですが、そうもいかないのが現実。特に勤労世代では仕事の忙しさや勤務形態により、必要な睡眠時間が取れず、睡眠不足になってしまいがちです。だからといって平日の睡眠不足を週末の寝だめで解消しようとしてもかえって睡眠のリズムが崩れ、体はだるくなってしまいます。実は睡眠負債は寝だめでは解消できないのです。

では夜間に満足な睡眠が取れず、日中の眠気に襲われたり、作業能率が低下してしまったときはどうしたら良いのでしょうか? そんなときは午後の早い時間帯に短い昼寝をすることが効果的です。昼寝は疲労回復や作業能率を改善してくれます。「パワーナップ」とも呼ばれ、適度な昼寝が仕事のパフォーマンス向上に役に立つと言われています。ただし、このとき寝すぎてしまうと夜の本睡眠に悪影響となってしまうので要注意! 20〜30分程度に留めておくのがポイントです。

睡眠不足は注意力や作業能率の低下を招き、単に生産性が下がるだけでなく、思わぬ事故を誘発してしまう恐れもあります。最適な睡眠時間は個々の年齢や体質によって異なりますが、自分にあった充分な睡眠を毎日取ることを心掛けたいものです。もし何らかの理由により、夜充分に眠れなかった場合はぜひ昼寝を取り入れてみてください。眠いまま行動するよりもずっと頭がスッキリして活動できるはずです。


出典:厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針の改定に関する検討会」報告 平成26年3月「健康づくりのための睡眠指針2014」より