無呼吸症候群 ファクトシート

いびき習慣的にいびきをかく人は高血圧リスクが約1.5倍

【ファクトシート11】 いびき習慣的にいびきをかく人は高血圧リスクが約1.5倍

いびきと高血圧

監修:白濱龍太郎 先生
RESM新横浜 睡眠・呼吸メディカルケアクリニック 院長

韓国で実施された研究では、習慣的にいびきをかく人は健常人に比べて、男性で1.49倍、女性で1.56倍も高血圧になりやすいという結果が報告されています(*1)。またアメリカの研究でも、自己申告によるいびきの頻度が高いほど高血圧発症リスクが高いという結果が明らかにされています(*2)

高血圧は血圧が慢性的に正常値よりも高くなってしまう病気です。いびきに伴う異常呼吸が原因で酸素不足となり、その結果、自律神経のバランスが崩れ、高血圧の発症につながると考えられています。

このようにいびきを習慣的にかく人は生活習慣病の1つである高血圧を引き起こしやすいので、たかがいびきと思って放置しないことが大切です。
* これらは、患者の自己申告によるいびきを基にした研究です。

習慣的いびきと高血圧との関連

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ベースライン時の年齢、BMI、胸囲、腹囲、喫煙・飲酒習慣、身体活動量で調整。
高血圧は自己申告の血圧値で最高血圧160mmHg以上、または最小血圧95mmHg以上、または服薬治療。

(*1)Am J Hypertens. 2007;20:819-824.

(*2)Am J Epidemiol. 1999;150:806-816.