無呼吸症候群 ファクトシート

いびき閉塞性睡眠時無呼吸症候群の患者のうち93%は習慣性いびき症である

【ファクトシート9】 いびき閉塞性睡眠時無呼吸症候群の患者のうち93%は習慣性いびき症である

監修:白濱龍太郎 先生
RESM新横浜 睡眠・呼吸メディカルケアクリニック 院長

いびきには、お酒を飲んだときや疲れたときにだけみられる一過性のいびきと、寝ているときは常にいびきをかいている習慣性のいびきがあります。医療機関を受診した閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)患者においては、93%に習慣性いびき症が認められた調査結果があり(*1)、いびきはOSAS発見の重要な手がかりとされています。

ただし、習慣的にいびきをかいていても、無呼吸を伴わない単純性いびき症もあるので、いびきがあるからといってOSASというわけではありません。正しく判断するには専門機関での検査が必要です。

朝までずっと続くいびきや、強弱のあるいびき、仰向けに寝ると大きくなるいびきがみられる場合はOSASの可能性が高いので、検査を受けてみることをお勧めします。睡眠中に起こるこれらの症状は本人が気付いていないケースも多いので、できればご家族やパートナーと一緒に受診すると良いでしょう。

(*1)日本臨牀. 2000; 58(8): 11-22.