無呼吸症候群 ファクトシート

高血圧閉塞性睡眠時無呼吸症候群の患者のうち約50%が高血圧を合併する

【ファクトシート5】 高血圧閉塞性睡眠時無呼吸症候群の患者のうち約50%が高血圧を合併する

監修:岡部慎一 先生
岡部クリニック 院長

閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)と高血圧の合併率は高く、肥満者が多い欧米においてはOSAS患者の約50%が高血圧を合併するという調査があります(*1)

高血圧とは最高血圧が140以上、最低血圧が90以上になる病気のこと。放置しておくと脳卒中や心臓病、腎臓病などの重大な病気を引き起こす原因になることがあります。自覚症状がほとんど現れないため、高血圧と気づいていない人も多く注意が必要です。

日本人の中年男性においても、OSASの症状と高血圧の有病率には相関性があるという調査結果が出ています。OSASそのものが高血圧の原因となるケースが多く、高血圧を引き起こすリスクは年齢が若い方が高いようです。つまり、OSASの患者は、将来高血圧を発症する可能性が高いのです。

(*1)JAMA. 2000 12;283(14):1829-36.