子どもの「いびき」も注意
いびきの特集
発育に遅れをきたすことも
通常、健康な子どもがいびきをかくことはありません。子どもがいびきをかいていたら、何らかの異常があると考えて差し支えありません。
実は、睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)の患者の2%は、子どもだと言われています。子どものSASは、成長ホルモンの分泌を減少させ発育に遅れをきたすなど深刻なダメージを与えることがあります。
いびきのほかに、以下のような症状が認められる場合は、専門医療機関に相談されてみると良いでしょう。
- 発育や学業に遅れが出ている
- 注意力がない、落ち着きがない、無気力
- おねしょを繰り返す
- 疲れやすく、すぐに不機嫌になったり反抗的になったりする