受診について
睡眠時無呼吸症候群 (SAS)の概要
セルフチェック
いびきや睡眠時無呼吸症候群(SAS)が気になるとき、いきなり病院へ…というのは少々ハードルが高いと感じる方も多くいらっしゃるかと思います。そんなときは、このサイトで出来る「簡単セルフチェック」をご活用ください。
ステップ 1 病院を選ぶ
■お近くの病院を探しましょう
実際に、病院で受診しようとしたとき、どのような病院に行けばよいのか迷われるのではないでしょうか。睡眠時無呼吸症候群の検査や治療が可能な診療科は、内科、呼吸器内科、循環器科、耳鼻咽喉科、睡眠外来、歯科・口腔外科、精神科など、多岐に渡っています。
無呼吸ラボでは、お住まいの都道府県からSASの検査やCPAP治療などができる医療機関を検索することが出来ます。定期的な受診が必要となりますので、通いやすい病院を探すとよいでしょう。受診したい病院が見つかったら、お電話やネットなどで事前に予約を取ってください。
ステップ 2 問診・検査
■症状を詳しく伝え、必要により検査を受けましょう
病院では、まず、医師による問診や眠気尺度評価(ESS)が行われます。いびきや日中の眠気、既往歴など、ご自身の現在の状況をお伝えください。
睡眠時無呼吸症候群の疑いがある場合は、睡眠時の呼吸状態を計測する簡易無呼吸検査やポリソムノグラフィー(PSG検査)などを行います。これらの検査は、夜間寝ている間に行うもので、身体にセンサーを装着しますが、痛みを伴うことはありません。
詳しい検査方法は、下記の記事でご紹介しています。そちらも読んでみてください。
検査方法について
また、SASの検査や治療には、健康保険が適用されます。
ワンポイント
特に眠っている間の症状は自覚がないことも多いのでご家族やパートナーと一緒に受診されることをお勧めします。
ステップ 3 診断・治療
■医師の指導のもと治療を開始しましょう
検査を終えたら、後日、医師から検査結果の説明を受けます。SASの治療は病状・状況により方法が異なります。
詳しくは主治医の先生にご相談ください。
SASの治療法には、CPAP(シーパップ)治療、口腔内装置(マウスピース)による治療、外科的手術による治療、生活習慣の改善などがあります。詳しくは、下記の記事でご紹介しています。
治療方法について
ワンポイント
特に眠っている間の症状は自覚がないことも多いのでご家族やパートナーと一緒に受診されることをお勧めします。
ステップ 4 検査
■睡眠中の呼吸状態を測定する検査を受けましょう
問診でSASの疑いがある場合は、重症度により自宅でできる「簡易検査」もしくは病院に入院してさまざまな生体信号を測定する「PSG(ポリソムノグラフィー)検査」などを行います。
ワンポイント
SASの検査は夜間寝ている間に行います。どちらの検査も身体にセンサーを装着しますが、痛みを伴うことはありません。
ステップ 5 結果
■担当医の指導のもと治療を開始していきましょう
後日、来院して担当医から検査結果の説明を受けます。さまざまなSASの治療から状態に合わせた最適な治療方法を選択可能です。また治療開始後は定期的に通院し、治療の効果や体調の変化を確認する必要があります。
ワンポイント
SASの治療には、CPAP(シーパップ)治療、口腔内装置(マウスピース)による治療、外科的手術による治療などがあります。
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