いびきの治療
治療が必要ないびきとは?
いびきには重症度がある
「単純性いびき症」には重症度を表す指標はありませんが、無呼吸や低呼吸を伴う「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」には、その指標があります。
AHIという、睡眠1時間あたりの無呼吸・低呼吸の回数を評価する指標です。
このAHIが5以上15未満で軽症、15以上30未満で中等症、30以上で重症と分類されます。
重度ないびきには適切な治療を
重度ないびきや睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)では、医師の指導のもとに適切な治療を行うケースがあります。代表的な治療法としては、以下のものがあります。
- CPAP(シーパップ)療法
睡眠時に鼻から空気を送り込む機械を使って気道を広げて、無呼吸状態を予防する治療法
CPAP療法について詳しく知る - マウスピース
睡眠時にマウスピースを装着し、下あごを前方に出すことによって気道を確保する治療法。重症度の低い場合に用いられる。 - 外科的手術
手術により、いびきや無呼吸の原因となる鼻腔や咽頭などを切除して気道を確保する治療法
これらの治療は、専門的な知識・技術が必要となります。まずはお近くの専門医療機関にご相談ください。
