新型コロナウイルス(COVID-19)と
閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)
の関連性

SASやいびき、ねむりに関する特集

新型コロナウイルス(COVID-19)への罹患リスクが8倍

閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)の患者は、医療機関で治療を受けている同年代と比較して、新型コロナウイルス(COVID-19)への罹患リスクが8倍あることが報告されています。

OSAS患者の新型コロナウイルス罹患リスクは8倍

入院リスク・呼吸不全発症リスクと関連している

閉塞性睡眠時無呼吸は、入院リスクの増加とも関連しています。また、呼吸不全を発症するリスクは約2倍と報告されています。

OSAS患者は入院を必要とする患者が多い
OSAS患者は呼吸不全を発症するリスクが2倍

出典:Maas MB et al ,Obstructive Sleep Apnea and Risk of COVID-19 Infection, Hospitalization and Respiratory Failure.Sleep Breath.2020 Sep 29;1-3.

ワクチン接種と閉塞性睡眠時無呼吸症候群

閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)は、新型コロナワクチン接種において、優先対象となる基礎疾患として挙げられています。

OSASは新型コロナワクチン摂取の摂取順位上位の基礎疾患

出典:第43回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 保房接種基本方針部会 (2020) 関連学会から提出された意見

睡眠時無呼吸症候群の治療の重要性と治療でリスク回避

睡眠時無呼吸症候群は、治療を行えば症状をコントールすることができる病気です。正しい知識を持って対処をしていきましょう。

治療を行うためには、医療機関に受診する必要があります。いびきや日中の眠気、倦怠感が気になり、もしかしたら、睡眠時無呼吸症候群かも?と思ったら、お近くの医療機関を受診されることをおすすめいたします。

無呼吸ラボでは、お住まいの都道府県から睡眠時無呼吸症候群の診察や検査ができる医療機関を検索することができます。

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