9月3日は秋の睡眠の日

SASやいびき、ねむりに関する特集

眠について考えてみましょう!

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9月3日は何の日か、ご存じでしょうか? “ぐっすり”という語呂合わせから「睡眠の日」とされています。ちなみに「睡眠の日」は春(3月18日)と秋(9月3日)の年2回あり、2011年に精神・神経科学振興財団と日本睡眠学会の協力によって制定されました。

時間にすると「人生の3分の1は眠っている」というほど、睡眠は人間にとって大切なこと。質の高い睡眠をとることは健康な生活において最も重要な活動のひとつであり、その重要性は食事や運動にも勝ります。しかし、時代の流れと共に睡眠にかけられる時間は減少しているのが現実です。あなたは良質な睡眠がとれていますか?

「睡眠の日」は眠りについて考えるいい機会です。ぜひご自身の睡眠状況を見直してみてください。

世界各国の睡眠の実態とは?

世界の睡眠に対する価値観を再認識することを目的に行われた調査があります。2015年にフィリップスが実施した調査で、全世界10ヵ国で7,817人に対象にインターネットでアンケートが行われました。さらに2017年にも全世界5ヵ国で6,461人を対象に同様の調査が行われています。

以下の地図は世界各国の睡眠の特徴を示しており、地域によって睡眠に対する考えが大きく異なることがわかります。

※画像をクリックすると大きなサイズでご覧いただけます。

日本はもっとも夜更かしな国!

世界各国の睡眠習慣の違いを明らかにしたこの調査によれば、日本人は夜更かしの傾向があり、平日は16%、休日になると25%の人が深夜1時以降に就寝しています。特に日本を含む東アジアでは仕事などが原因で睡眠時間が少ない傾向にあり、一方のヨーロッパでは睡眠に対して各国でいろいろな取り組みを行っていることが確認できます。

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